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June 09, 2008

秋葉原事件の根源にあるもの

昨日の衝撃的な秋葉原無差別殺人事件の犯人がどうやら典型的な「プレカリアート」であるらしいことから、これを機に派遣労働者の置かれている絶望的な境遇ならびにその現実を容認し積極的に利用している大企業の体質および政府の方針についての議論が少しでもなされることを期待したいが、大企業がメインのスポンサーであるTVでそれを期待することはやはり酷だろうか。

朝見たワイドショーでも、彼の小学校や中学校時代の卒業文集が公開され、実家の隣人や担任の教師までがコメントを求められている一方で、彼が昨日まで勤務していた自動車工場についての詳細を報じているマスコミはなかったように思う。

もちろん彼の抱えていた絶望がなんであるにせよ、無差別殺人という彼の行為を正当化することは絶対にできない。当たり前のことだが付け加えておく。

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Comments

弁護士は加害者の供述がマスコミに曲解されないよう努めてほしいものです。

加害者について、ネット上での報道
第一報では「日研総業の派遣社員」とあったものが、すぐさま「都内の派遣会社社員」と書き換えられ、最終的には「無職」となりました。
マスコミももはや大きな力に取り込まれてしまっているように感じます。
日研は今月一杯で派遣をすべて切ることになっていた。
また派遣は(この会社に特定された話なのかは解らないのですが)一日休めばグビ、というような現実もあるようです。
そして加害者は二日前に会社を休んでいる、と。
今日のTVのニュースなどで何を問うかと観ていれば、サバイバルナイフの危険性、規制の必要は?のような流れだったり…。
期待など持てません。
犯人を弁護する気はありませんが、大きな問題を炙り出そうとする気概など、大企業に、政府に、マスコミに、どこにあるのでしょう。

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